久し振りに腰を落ち着けて試合を観ました。チャンピオンズリーグのグループステージ、ユヴェントスはホームにバルセロナを迎えました。

ここ最近のシーズンと比較しても失点数が多く、直前のサンプドリア戦でも3失点を喫していました。

このバルセロナ戦では、かなりディフェンスを意識していたようにも見えましたし試合後のミステル・マッシミリア―ノ・アッレグリのコメントでもそれは明らかでした。

ユーヴェはボールポゼッションでは圧倒されましたが、何としても失点しない戦い方だったように見えます。

基本は3バック。

しかし、ボールを失うとアンドレア・バルザーリが右サイドにシフトし、ダニエレ・ルガーニとメディ・ベナティアが2センターに、そして左サイドのウィングバックだったアレックス・サンドロがスーッと最終ラインに落ちてきて4バックになっていました。相手ボールの時は4-4-2で戦っていたようです。時には右のウィングを務めたファン・クアドラードもかなりディフェンスを意識していた時間帯があったように思います。

逆にマイボールになった時はアレックス・サンドロが左に張り出して3バックに。ディフェンス重視ということで、正直なところアタックはあまり期待できませんでした。ただ、バルセロナ相手に無失点で乗り切ったことでリスタートの形はできたのかもしれません。チャンピオンズリーグでも勝点を1つ積み上げてグループリーグ突破に期待が持てるところです。

シーズン開幕から3か月が経ちました。

ミステルの中でどのようなチーム構想を描いているか。少なくともゴールキーパーは重要な試合ではジャンルイージ・ブッフォンを起用し、彼に上手く休んでもらいながらヴォイチェク・スジェズニーを起用していきそうです。

ディフェンスのセンターはジョルジョ・キエッリーニとルガーニが軸。しかしバルセロナ戦を観る限りではベナティアはその代役となりつつあります。また、ベテランのバルザーリのここ一番での仕事振りを信頼することができます。

今後は怪我で出遅れていたベネディクト・オーウェデスがフィットしてくれることを期待です。また、可能であるならば右サイドの補強も考えている可能性があります。

中盤はミラレム・ピャニッチが中心になりそうです。彼とブレーズ・マトゥイディ、そしてサミ・ケディラ、クラウディオ・マルキージオと続きそう。左はアレックス・サンドロ、そして右はクアドラードが引っ張っていくでしょう。

アタックではドウグラス・コスタがフィットするのを待ちたいところ。過去を振り返ってもいきなりすぐに新しい環境に慣れるのは難しいものがあり、それはフェデリーコ・ベルナルデスキも同様です。

そんな中、この3か月でティフォージを最も熱狂させたのはパウロ・ディバラではないでしょうか。チームが波に乗れない中でも新しい背番号10はその能力の高さを見せ続けています。

重心の低い姿勢からのドリブルで相手を翻弄し、振りの速いシュートから貴重なゴールを奪ってチームを救ってきました。驚異のフリーキック、タイミングの良い飛び出しと的確なパス。アタックにおいてはディバラがチームを引っ張ることなしにスクデット7連覇とチャンピオンズリーグ制覇はありません。

元来、ユーヴェは開幕ダッシュをかけるようなチームではありませんでした。むしろこの6連覇中が珍しかったように思います。どちらかというと年内はノラリクラリとした戦いで、1月2月あたりから一気に勝点を積み重ねていくイメージであり、今シーズンはまさにその形です。

このあと新戦力がフィットし、怪我人が戻ってきた時に本来のユーヴェの流れで進んでいくことを願います。

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