伝統と品格、そして勝者のメンタリティを兼ね備えた強さ。ユヴェントスはティフォージを惹きつける多くの要素を持ち合わせています。彼らを応援するようになったきっかけは人それぞれだと思います。
日本で彼らをサポートしていく中で避けて通れないことがあります。それは言うまでもなく遠く離れているということ。トリノから最も離れている地域の1つである日本から応援するには少なからず困難があるのではないでしょうか。
そんな中でも、その困難をカバーするような楽しみがあるのがわかります。
公式イベント
1つは何よりもユーヴェ関連の公式イベントが毎年のように必ずと言って良いほどあることです。
クラブがアンドレア・アニエッリ体制になってからは、そのマーケティングやプロモーションに少なからず変化があったのがわかります。少なくとも日本にいる限りでは、それを感じることができるのではないでしょうか。
ここ最近、日本で開催されたイベントをまとめると以下のようになります。
- 2014年
- 期間限定カフェJLounge@東京
- ベガルタ仙台20周年記念レジェンズマッチ@仙台
- 2015年
- 期間限定カフェJLounge@福岡
- 2016年
- 日伊国交150周年記念レジェンズマッチ@群馬
- 2017年
- THE JUVENTUS STORY WORLD PREMIERE TOUR TOKYO@東京
- 2018年
- ???
トリノから遥か極東に位置する島国で毎年のように開催されるイベント。ある意味では驚きとも言えます。例え日本が流行の最先端であってアジアの中心だとしても、ユーヴェがこの地域で日本を重要視していることがわかるデータであり、ありがたいことでもあります。
今後期待することは何でしょうか。ズバリ言いますとトップチームの来日です。2005年の夏に来日して以来、彼らはアメリカや中国、オーストラリアなどでプローモーションを行い、私たちの地に降り立っていません。近い将来、彼らが再び来日してくれるのを願わずにはいられません。
オフィシャルファンクラブ
日本でのイベントでその恩恵を最大限に受けるのがオフィシャルファンクラブであるJuventus Official Fan Club Giapponeです。なぜなら、このオフィシャルファンクラブは日本で公式のイベントがある場合は必ずと言って良いほど招待を受け、優先的にイベントに参加することができるからです。
また、2012年から活動しているこのクラブの会員は日々情報交換をして、有益な活動をしています。懇親会や観戦会はもちろん、SNSを最大限に活用。現地トリノから最も離れた地域のファンとして重要なのは生きた情報です。それを考えると、こういったことはマストなことと言えます。
生きた情報は現地観戦に行ってきた人たちから得ることもできます。そして、ここでもオフィシャルファンクラブ会員にはチケットを優先的に購入できるなどいくつかのメリットがあります。会員同士で情報交換することで現地観戦のノウハウが蓄積されていきます。
このオフィシャルファンクラブは既に6シーズンの活動を終えようとしており、シーズン重ねるごとにトリノとは厚い信頼関係で結ばれているようにも感じます。
チームの強さ
何よりもユーヴェが現場でしっかりと結果を残していること。これが何よりなのです。チームが結果を残してくれることで応援する側としても張り合いが出てきます。2011/12シーズンからアントニオ・コンテ、マッシミリアーノ・アッレグリに率いられたチームはセリエAで6連覇を達成しました。また、ヨーロッパの舞台でもチャンピオンズリーグ制覇が夢物語ではなくなってきています。
シーズンがクライマックスに差し掛かる頃、オフィシャルファンクラブの観戦会で1シーズンを振り返りながらタイトルを狙うチームを応援するのは幸せなことです。
さて、2017/18シーズンは最終的にどうなるのか。そして2018年は再び日本で何らかのイベントがあるのかどうか。要注目です。
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