ユヴェントスの2017年をランキング形式で振り返ります。

第5位 カルチョメルカート – ボヌッチが移籍
2017年の夏、クラブはいくつかのオペレーションを実行しました。最も印象的だったのは、これまでユーヴェのディフェンスにおいて中心的役割を担ってきたレオナルド・ボヌッチとの別れでした。偉大な先輩たちのもとで実力をつけ、この6連覇を支えてきた選手のひとり。ディフェンスだけではなく、アタックの起点になれる選手であり、最近ではビッグクラブから声をかけてもらえるようになっていたところです。彼がひとりのプロフェッショナルとして決断したことにリスペクトしながらも今後どういった選手になっていくか楽しみでもあり、不安でもあり……。

その他、この夏のカルチョメルカートではバイエルン・モナコからドウグラス・コスタ、フィオレンティーナからフェデリーコ・ベルナルデスキ、パリ・サンジェルマンからブレーズ・マトゥイディといった選手たちを獲得。今後チームに慣れて戦力になってくれるのを期待です。

第4位 スクデット6連覇、コッパ・イタリア3連覇
スクデットとコッパ・イタリア連覇はもはや恒例行事となってきたのかもしれません。マッシミリア―ノ・アッレグリのチームはスクデット6連覇とコッパ・イタリア3連覇を達成しました。長くチームで構築してきたシステムや戦い方が浸透し、もはや国内では敵なしにも見えます。むしろ上位と下位の実力差に開きが生じており、このあたりが解消されない限りはセリエAの魅力や実力をアピールするのが難しいのではないかとさえ思います。ユーヴェは2017/18シーズンも上位戦線で戦っており、スクデット7連覇の可能性があるのではないでしょうか。

第3位 オフィシャルファンクラブの発足
2004年にスタートしたユーヴェのファンクラブ制度”Juventus Club DOC”は一応の終止符を打ち、新たに”Juventus Official Fan Club”がスタート。これに伴い、”Juventus Club Giappone”は”Juventus Official Fan Club Giappone”に移行しました。これまでと何かが変わったということはほとんどありません。2012年から5シーズンをCLUB DOCと過ごし、今夏にオフィシャルファンクラブとしてリスタート。これまで同様日本から声を届けていきましょう。

第2位 “THE JUVENTUS STORY”が東京でワールドプレミア上映会!
2016年10月に双子の兄弟マルコ・ラ・ヴィッラとマウロ・ラ・ヴィッラによって作られた映画”THE JUVENTUS STORY”。イタリア国内で公開され後にニューヨーク、リオデジャネイロ、ベルリン、ロンドンなど世界中でプレミア上映会が行われ、遂に「BLACK AND WHITE STRIPES THE JUVENTUS STORY WORLD PREMIERE TOUR TOKYO」として日本にもやってきました。この上映会には関係者が招待され、有り難いことに”Juventus Official Fan Club Giappone”にもお声がけいただきました。監督の2人がとても気さくだったのが印象的でした。

第1位 カーディフ 2017
悲願達成はお預けとなりました。ユーヴェは2016/17シーズンのチャンピオンズリーグにおいて決勝に進出。レアル・マドリーとの戦いに挑みましたが、準優勝に終わりました。少なからずチャンスはありましたが、まだ優勝するには足りないものがあったようです。ユーヴェのチーム力がアップしているのは間違いないと思いますが、同じように他のクラブも現場とフロントの両面でレベルアップしています。レベルが高くなればなるほど求められるものが大きく、改善ポイントを克服して組織力を更にレベルアップする必要があります。いつかまたこの舞台に戻り、ビッグイヤーをぜひ!

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